消費者金融・キャッシング・銀行カードローンの審査内容は口頭確認、つまり自己申告によるものがほとんどです。
本人確認ができる運転免許証、仕事をしている確認をする在籍確認や収入証明書、信用情報センター(個人信用情報機関)へ借り入れの状況や金融事故の確認。
これ以外の審査項目は自分で申告した内容となります。
ということは、申告内容に嘘があった場合には審査内容に大きく影響が出るということもありえます。
お金の貸し借りの契約になりますので、厳格に答えないといけないと感じている人が多いでしょうが、嘘の申告をされる人もかなりいるというのは事実です。
嘘偽りなく、申し込みをして正々堂々契約するのが望ましいですが、
- 家族に利用を内緒にしたいための嘘
- 絶対にお金が欲しいための嘘
- 勤務先に電話をしてほしくないための嘘
理由はそれぞれでしょう。
プロミスで嘘の申告をした場合に審査は通らないのでしょうか?
この内容を検証していきましょう。
一番多い虚偽申告は借り入れ額
消費者金融業者や金融機関で借り入れをする場合には必ず、現在の借入額の申告をさせられます。
「アコムさんやアイフルさんというような、他社さんでのご利用はありますか?」
こう口頭で聞かれることが多くあります。
また、書類上でも他社借り入れ金額を申告する欄があります。
特に嘘があっても追及されることはありませんが、確実にその嘘はバレています。
「前には借りていましたが、返済終わりました」という申告が非常に多いのです。
プロミスやアコムというような消費者金融は、契約をする前に、信用情報センターに情報の照会をしています。
本来は聞かなくても借入件数、借入金額、他社借入残高など個人情報を把握しているのです。
しかし、信用情報センターの内容を漏らすことはないので、申告された他社金額を元に審査をしているという建前になっています。
審査上に影響を及ぼすことはありませんが、虚偽の申告をしているのはすぐわかります。
嘘の申告が多い項目は?
- 月収、年収金額
- 無職なのに仕事をしているとの申告
- 勤務先の電話番号
- 旦那の勤務先や年収などの情報
- 実家の住所、電話番号
- お金の利用目的
この辺りが多くなっていますが、特に勤務先の情報(勤続年数なども含む)に関するものが多いでしょう。
契約したいための嘘、利用を内緒にしたいための嘘が大半
全ての嘘がバレるとは限りません。
月収金額について言えば、収入証明書を提出されない限り事実のウラを取ることができないため、バレないのです。
バレないとはいえ、申告年収で審査をしていますので、過剰に年収金額を増加して申告した場合、早い段階で返済不能になることが予想されます。
自分のためにも、虚偽申告をすることはお勧めできません。
今月辞めたアルバイト先を勤務先として申告するケースも多数あります。
借り入れの申し込みをしても、在籍確認をした場合に、「その人は今月辞めましたよ」。
このような確認が取れるでしょうからバレます。
また、たまに勤務先の電話番号を間違える人がいます。
これも結局は電話での確認(在籍確認・電話確認・本人確認)がはいりますので、正しい申告をせざるを得ません。
この場合は、単純に間違えで申告をしているとは思いますけど。
利用を内緒にしたいケースでは?
- 自宅に固定電話の設置がない
- 実家の連絡先はない
- 夫の勤務先など連絡先はわからない
このように、申告をするケースもあるでしょう。
なぜか、このように関係のないことを審査上、聞かれることがあります。
すごく不安に感じますよね?でもこれが消費者金融・キャッシング・銀行系カードローンの審査なのです。
こんな場合には、嘘の申告はせず、実家に連絡するんですか?とか、家族には内緒なので連絡はやめてほしい、という申告をしておけば配慮した対応をしてくれます。
家族に内緒にしたいです、その情報が必要ですか?と思い切って聞いてみるのもいいでしょう。
まとめ
嘘の申告をした場合、バレるケースと、バレないものがあるのは、お分かり頂けたでしょう。
しかし、嘘の申告をした場合は、その嘘を隠すために、次も嘘をつき続けなければなりません。
プロミスは大手消費者金融であり、多くのお客さんのそのような申告を確認してきています。
消費者金融業者や貸金業者、銀行はお金を貸すプロです。
虚偽の申告がバレて、自分がイヤな思いをしないように、虚偽申告をするのはやめましょう。
今まで営業してきた分の経験と、審査のノウハウを持っているのです。
お金が絡むと人間は豹変して、虚偽申告をする可能性があるということもよく理解しています。
この事も理解した上で、審査をしています。
しかし、虚偽申告をされた場合、その人の人間性まで見ていますので限度額を小さく契約するということがあります。
虚偽申告された年収を仮に審査をしたとしても、返済不能になることは目に見えているからです。
例えば、アコムで虚偽申告をした場合に断られて、本当の申告をプロミスにした場合には審査に通るの?という質問も受けます。
これは、会社が違うので、他社同士で情報の交換はしていませんので、問題はありません。
問題があるから虚偽申告をしない、問題がないから嘘の申告をするというのも、問題がある行為なので、現在の自分で申告をしましょう。
しかし、嘘の申告をするというのと、余計なことを申告しないというのは話が違います。
余計なことを申告して契約が拒否になることがあります。
例えば、他社で全然返済をしていません、アイフルで返済できなくなったから申し込みに来ました、など。
聞かれていないことは余計に答える必要もないので、話すことを考えてから審査に臨みましょう。