消費者金融(キャッシング会社)を利用する際に心配になるのは、利用が親にバレるのではないか?
ここは大きなポイントだと思います。
学生だけではなくいくつになっても、親は子供の心配をするもので、親は借金のことには口を出したくなるものです。
場合によっては、大ゲンカになることも珍しくなく、できることなら、お金の貸し借りのことはバレずに利用したいというのが本音でしょう。
しかも、親世代と言えば、サラ金問題もあった世代ですから反射的に毛嫌いをしている方も非常に多いと思います。
たとえば消費者金融を利用したい場合、利用するときは親バレするのでしょうか?この内容を検証していきましょう。
キャッシングは契約時にはバレない
お金を借りるような、キャッシング・カードローン(ローンカード)の利用を家族に内緒にする方が非常に多く、契約前に親にバレないか、どうなのか気になるところですよね。
消費者金融も銀行カードローンもそのようなシチュエーションは織り込み済みですので、契約前に「自宅への連絡は控えてほしい」「郵送物はないようにしてほしい」という希望を伝えるのがいい方法でしょう。
「親に内緒にしたいので」と伝えれば、配慮した対応をしてくれるはずです。
また、契約時に両親に連絡をして同意を得るということはしていませんので、契約時、気になるところは、自宅の電話の確認と、郵送物でしょう。
中には、一人暮らしをしているけど、郵送物が実家に送られる可能性を心配する方もいらっしゃいますが、郵送物が発生する場合でも、自宅以外に送ることはありません。
このような理由から、実家に郵送物が送付されるということはありませんので併せて安心してもらって大丈夫です。
自宅連絡の場合
自宅に固定電話があるから、電話される危険を感じるのです。
ここは思いっきり、固定電話はないと申告してしまって大丈夫です。
審査に大きな影響を与える項目ではないので、「固定電話は利用していないので外した」という申告をしておけば整合性がある内容となるので、問題ないです。
自宅が勤務先の場合
自分で自営業の場合もあるでしょうし、親が自営で仕事をしている可能性もあります。
その親自営の会社で仕事をしている場合には、どうしても在籍の確認が入ります。
このような場合で、自宅に固定電話がない場合、消費者金融は延滞した場合の連絡先を気にします。
自営で、自宅兼事務所。
そこに電話がないということは、携帯電話1本しか連絡先がないということになります。
携帯は人によっては、気分でキャリアを変えたり、電話番号を定期的に変えたりする方も多いので、このような場合に携帯1本、自営手伝いという申告をした場合、契約限度額はガクンと下がることが想定されますので、注意しましょう。
連絡が来る在籍確認(電話確認)の連絡も担当者の個人名、銀行ローンの場合は銀行名での連絡が入るという感じになります。
個人名での連絡は「どこかの営業の電話じゃないか?」と言えばごまかせるでしょうし、銀行名の場合は「普通預金を作る予定」と言えばごまかしが効くでしょう。
利用中が一番危ない
親バレを気にする人は、入口部分の契約時ばかり目がいきます。
契約時には、消費者金融や銀行の配慮があるのと、自分が気にしている分、バレないことがほとんどです。
一番親バレするタイミングとは、利用中になります。
誰でも、数か月、数年間、消費者金融を利用すれば慣れてきます。
慣れてきたときの延滞や、返済できなくなった場合、このようなシチュエーションで利用がバレることが多いのです。
さすがに、返済を忘れて1.2日で自宅に電話が入るということは考えにくいですが、払えないから放置していると自宅に連絡、自宅に督促(郵便物)の封書が届く場合があります。
親バレのもめる理由
アルバイトを辞めてしまった、会社を辞めてしまった。
これに加え、借り入れが増えたり、延滞などが続いたりした場合に利用がストップになることがあります。
お手上げになると、延滞がはじまります。
かなりの高い確率で内緒にしているものが、親バレする場合には限度額いっぱいまで利用していて、延滞になっていることが多いです。
やはり電話や封書がバレる理由
この場合、やたら自宅に個人名での連絡(督促)が入り、さすがに連絡頻度が高ければ、不審に思うでしょうし、このタイミングで封書が来ていたら、心配な親は勝手に中身を開くことも安易に予想されます。
中身を開いた場合に、アコムやレイクやプロミス、モビットという名前の督促状が入っていたら、確実にパニックを起こすでしょう。
このように、どうにもならなくなったケースでバレることが多いので、カードローン利用時は返済金額、完済時期なども踏まえて利用するような、出口のことも考えた利用方法をおすすめします。
まとめ
このように、契約するときだけでなく、利用中も注意を払わなければ、督促時に利用がバレることがあるということをお分かり戴けますでしょうか?
上記のような対応は、消費者金融、銀行カードローン、カードローン会社、クレジットカード会社、どこでも同じような対応になります。
若干クレジットカード会社の督促の方が甘いことはありますが、延滞した場合にかかる遅延損害金は同じです。
返済が厳しくなってきたときには、お金のことを相談できる人がそばにいるのもいいかもしれません。
親に利用がバレたくない場合は、消費者金融利用時、常に意識をする必要があるといえます。