カードローンでお金を借りた時の影響とは?キャッシングの3つの影響

キャッシング・消費者金融・カードローン

世の中で一番手軽なローン(借入)は、消費者金融のカードローンと言えるでしょう。

一番はじめに利用するローンは、証書貸付で行われるカーローンや、自動車ローンかもしれませんが、一番手軽といえるのは、消費者金融のキャッシングと言えるでしょう。

理由は、審査から契約がすごく簡単だからです。

商品購入などでのローンは、審査の結果が出るまで数日の時間を要します。

これに比べてカードローンは早ければ30分、申し込みをしてから1時間以内には手元に現金を手にすることが可能です。

実は、この便利なカードローンにも大きな落とし穴があったりします。

そんなカードで借金をした場合に影響がでる3つのことを考えていきましょう。

住宅ローン問題

第一の影響と言えば、住宅ローンを組む場合に、消費者金融と銀行カードローンの利用がバレて、完済させられるということです。

配偶者が消費者金融での利用を承知していれば、問題ないことなんですが、かなりの方が内緒にしていますので、住宅ローンを組む前に清算をするというケースが多くなります。

これは住宅ローン審査に問題があって、年間の返済額を年収の3割前後に抑えないと審査を通さないとする基準があるからなんです。

返済額、比率に関しては銀行が審査を依頼している保証会社の基準となりますので一概には言えません。

住宅ローンの返済額が増えることで、返済額が一気に増えますので、キャッシングの利用があれば、債務比率オーバーという結果になることが多いということです。

しかし、全ての方に共通するということではありません。

年収額や、利用しているキャッシングの金額によっては完済の対象にならない場合もありますし、最近の銀行では、当行で住宅ローンを組んでいる方は、カードローンの利率を0.5%引き下げます、と堂々と宣伝しているところがあるくらいです。

クレジットカードのキャッシングも同様

完済が必要な場合には、キャッシングの利用とクレジットカード会社のショッピング利用も対象になってきますので、借り入れが多い方の場合は、妻がコツコツと貯めていた頭金を、返済に回すハメになることも多いようで、家族内でのトラブルもあるとのことです。

また、対象になる借り入れは、消費者金融、銀行系キャッシング、銀行カードローン、クレジットカードのショッピング、自動車ローン、その他分割で返済をしているローンとなります。

全てと見た方が良いでしょう。

配偶者と共有名義という手段もあります

最近は、共働き家計が増えたので、妻が正社員である場合、もしくはパートで家計を助けていることもあるでしょう。

住宅ローンの負担を夫婦で分けることで、自分の債務比率が軽減されます。

このように、一気に完済できない場合でも、住宅ローンを通す方法はあるので、いろいろな側面で検討することも可能です。

多重債務の可能性

第二の影響として、消費者金融ほど、簡単にお金を貸してくれるところはありません。

簡単が故に陥りやすい罠が多重債務です。

300万円を超えるようなある程度の年収があれば、年収の1/3まで借り入れをすることが可能でしょう。

カードローンの特性は、はじめから高額で契約をするわけではありません。

はじめは30万円、50万円とはじまり、取引の実績により、時間をかけて限度額が増額されていくのです。

このため、大きな買い物をするためのカーローンや、住宅ローンのように何か手元に残るものがあるという実感もなく、通常の生活を豊かにするための消費として利用されるケースが非常に多いのです。

1年2年とカードローンを利用して生活水準が上がっていますので、この水準を下げていくのは、なかなか難しくなります。

また、追加での借り入れも可能ということもあり、気づいたらかなりの金額の借金をしていた、という話はよくあります。

計画的に利用をしていきましょう。

金融事故の可能性

第三に考えられる影響は、安易な事故情報が多く出ているということです。

特に若い方に多く、金融事故のことを深く考えないまま金融取引をしているケースが多く見られます。

一番多いのは、延滞による事故情報(個人信用情報機関への金融事故情報)です。

ローンの返済は60日以上延滞した場合に、延滞したという事故情報を流さなくてはいけないという決まりになっています。

最近の消費者金融は督促も甘いので、「待ってほしい」と伝えると簡単に待ってくれます。

ここに落とし穴があって、「待ってもいいですが、信用情報に事故履歴が残りますよ?」と教えてくれる親切な金融屋はいません。

彼らも結局サラリーマンですので、法律に抵触しないように仕事をしているだけなんです。

自分で気を付けないと、金融事故のペナルティに苦しめられます。

まとめ

便利なカードローンも利用方法を間違えると、後々悪い影響が出ることがあります。

お金がないときには、本当に助かるサービスですが、慣れてしまうと利用もダラダラしてしまうものですし、長期利用になってくると、なくてはならない存在のように思えてくるものです。

今回は上記のような、悪い影響について確認をしました。

利用は本当に計画的にしていきたいものです。

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