銀行のキャッシュカードに暗証番号は設定されていますよね。
3回以上暗証番号を押し間違えると、ロックがかかるのをご存知ですか?
暗証番号を押し間違えることで、本人がキャッシュカードを所持していない可能性を考え、セキュリティー上、キャッシュカードの利用を停止するサービスです。
プロミスのカードも、暗証番号の押し間違えでロックがかかるシステムが発動します。
その場合の対応とロックを解除する方法を確認しましょう。
目次
セキュリティーのためのロック設定
財布を落としたことはありませんか?落としたことがある人なら経験があると思いますが、現金は間違いなく抜かれるでしょう。
財布の中に金目のものがあると、利用されるケースもあります。
その中にキャッシュカードや、消費者金融のカードがあると一旦ATMに通されることが多いのも事実です。
そのため暗証番号を連続して3回間違えることで、本人がカードを所有していない可能性を考え利用をストップします。
これはプロミスの、第三者利用を止めるセキュリティーサービスです。
ロック後も入金は受付可能です
第三者がカードを拾得した場合、間違っても入金はしませんよね?
そのような理由から、本人が暗証番号を押し間違えた可能性も視野に入れて、カードロック後も入金の手続きはできるようになっています。
ロックがかかるのは、借り入れの機能のみということになります。
提携先でも返済可能です
カードにロックがかかっている場合でも、銀行やコンビニのATMで、返済は通常どおりに手続きが可能です。
ロックの解除は店頭窓口か自動契約機へ来店
プロミスで暗証番号を押し間違えてロックされた場合、近隣の店舗か自動契約機にプロミスカードと、本人確認のできる運転免許証などを持参して来店すれば、その場で正常な状態のカードに戻してくれます。
この手続きが完了すれば、今までのように融資も返済もできるカードとなります。
銀行キャッシュカードの暗証番号を押し間違えた場合、郵送で新しいカードが届くまで引き出しができません。
これと比較しても、スピーティーな対応だということがご理解いただけると思います。
暗証番号に生年月日の設定は不可
カードにロックをかける最大の目的は第三者の不正利用を事前に防止するためです。
紛失するケースの多くは財布ごと落とした、置き引きにあったという理由が大半です。
財布ごと落とす場合には、大抵免許証が一緒に入っています。
冒頭で消費者金融のカードを拾得された場合、試しにATMに通されることがあるという説明をしましたが、試される暗証番号は免許証から、生年月日を入力することが非常に多いのです。
そのような理由から、新規契約時に生年月日でカードの暗証番号を作成しようとすると、エラーが出て違う暗証番号を作成してくださいというアナウンスが流れます。
もしもの場合の保険が効きません
第三者があなたのカードを拾得したとします。
何かの間違いで、暗証番号がわかって、限度額いっぱいまで引き出されたとしましょう。
仮に50万円を引き出されたとします。
この場合、この50万円は誰が払うのかという問題になります。
ポイントは本人の過失の有無
あなたに過失がなければ、プロミスも協議の上、保険という形を使い、利用された50万円を、なかったことにしてくれます。
あなたに過失がある場合は、本人に支払いを請求します。
過去に例があったものを紹介しましょう。
- カードに暗証番号をマジックで書いてあった
- 誕生日など、容易に想像できる暗証番号の設定になっていた
- 暗証番号を知りえる家族や、知人がカードを抜き取り利用した
これらのケースでは、本人に過失があると判断され、本人に支払いを請求します。
不正利用で一番多いケースは?
家族や、友人が勝手に利用するケースが非常に多いです。
今やどこでも、防犯カメラがついています。
不正利用されたATMを特定するのも容易で、ATMの画像を確認すると、家族がATMを操作していたというケースが全体の8割を占めます。
その場合は、家族間で問題を解決してもらうことになるので、不正利用された本人が一番肩を落とします。
家族や友人であっても、カードの暗証番号を教えたり、伝えたりするのはよくありません。
家族の問題でもお金が絡むと、面倒になるケースとなり、利用した現金がすでにほとんど手元にないことも多く、不仲になることもあります。
自分を守るためにも暗証番号は徹底した管理をしましょう。
まとめ
カードは現金と同じ扱いをする必要があります。
暗証番号を厳重にすることで、第三者は引き出しができないほどのセキュリティーの高さになっています。
暗証番号を3回連続で押し間違えるとロックがかかりますが、これはプロミスの不正利用を止めるためのセキュリティーサービスであるということが言えます。
カードを何枚も持ちたくないという人のためにプロミスは、カードレスキャッシングも利用できるようになっています。
返済は引き落とし、利用はネットから借り入れ希望をすると銀行口座に振込されるサービスです。
状況によっては、カードレス取引もいいかもしれませんね。