プロミスなどの消費者金融会社での借り入れには審査があります。
お金が必要で申し込みに行ったのに審査落ちしてしまうと、気持ちまで落ち込んでしまいます。
消費者金融含め、金融機関は契約を断る場合には、その理由を教えてくれません。
不思議なことにプロミスがダメでも、アコムは大丈夫だった、アイフルがダメだったけどプロミスは大丈夫だった、このようなこともあります。
理由は、消費者金融各社それぞれで審査をしているからです。
審査落ちした理由がわかれば、対策が組める可能性があります。
では、プロミスで審査落ちをした場合の理由について検証していきましょう。
目次
はじめての申し込み?2件目以降?
はじめての消費者金融利用、プロミスで申し込みをしてみたけど、断られた可能性について考えていきます。
また、信用情報については加味しないで検証しましょう。
勤務先関係に大きな可能性
借り入れが0の状況で断られるポイントがこちらとなります。
- 年収の申告が極端に低い
- 勤務先で在籍の確認ができない
- 勤務先の存在の確認ができない
- 在籍確認時に無職と判明した
また、勤務先以外の内容だと。
- 運転免許証、保険証の取得がない
- 明らかに挙動不審
- 申し込み中に誰かに指示を受けながら書類を書いている
- 著しくお金を借りる契約ができそうに見えない
確認をしてみると、勤務先の状況が多いことが確認できることがわかりますね。
消費者金融の借り入れの条件に、「安定した収入が必要」があります。
ここに引っかかってしまっているということを認識しましょう。
勤務先状況の詳細
年収の1/3を超える借り入れは制限されますが、そもそも年収が少ないという場合には契約不可になる可能性があります。
貸金業法上、月に5万円前後の月収、年間に60万円の収入があれば、借り入れの上限は20万円となります。
これを下回るような年収だと、年収金額の絡みで断られる可能性があります。
会社の存在確認、在籍確認
誰でも知っているようなマクドナルドでバイトをしている、NTTで働いている。
このような方ばかりではありません。
中小企業もあれば、自営で仕事をしていることもあるでしょう。
このような場合、会社の存在の確認が必要となります。
電話番号で登録があるとか、地図で会社名が確認できるというような感じで確認ができればいいのですが、できない場合は確認作業に時間を要します。
要は「本当に存在する会社なのかどうか?」というところにポイントが置かれます。
これは、プロミスの調査力に期待しましょう。
会社のことを多くヒアリングされるようなら、ここがひっかかっている可能性があります。
無職判明
在籍確認をした場合に「その人は辞めました」という情報を得る場合があります。
この場合はここで審査終了です。
何の利害のない第三者からの情報は整合性が強いと判断され、無職であると断定します。
また、派遣社員で都度、出向している場合は在籍確認が電話で取れない場合がありますが、整合性が取れれば、契約ができるケースが大半です。
それ以外の内容
特筆することはありませんが、詐欺や脅迫やマルチの場合、第三者の指示を仰いで契約をするケースがあります。
申し込み時に、怪しいと思われたら契約自体断られる可能性があります。
はじめてではない場合の断り
他にアコム、アイフルで契約をしている場合、消費者金融ではなくオートローン、クレジットカードを利用している場合には、その取引内容次第で断られる可能性があります。
信用情報の内容を含めて見ていきましょう。
借りすぎ、延滞をしている
消費者金融カードの借り入れ、クレジットカードのキャッシング、これらの借り入れが年収の1/3を超過していると、新たな借り入れはできません。
これは貸金業法による規制となります。(銀行カードローンは貸金業法や総量規制の適用外)
また、借り入れの事実は本人からの申告ではなく、個人信用情報機関(信用情報センター)の内容が正しい情報として審査しています。
オートローン、その他分割の買い物をローン契約していて返済中の場合に、延滞をしている時は断られる可能性があります。
これは、引き落としで利用中のものに多く、うっかり残高不足になっていて長期延滞になる場合があります。
オートローンなどの利用中は注意が必要です。
この利用が長期延滞していて延滞の金融事故情報が出ている可能性もあります。
60日以上の延滞が確認されると、必然的に事故情報(金融ブラックリスト状態)が報告されますので、この場合プロミスだけではなく他の大手消費者金融に申し込みをしても断られる可能性が非常に高いです。
プロミスでダメなら他社でもダメな可能性
他社利用中の事故情報や、借りすぎの状況、これらの状況に当てはまる場合はプロミスで契約がダメなら、他社でも契約不可となるケースが多いです。
これは、貸金業法という法律に則って審査をしているため、引っかかっているポイントが信用情報であると、どこでも断られるという事象が多いです。
まとめ
プロミスなどの消費者金融はお金を貸すことを商売としています。
ある程度の条件なら、目をつぶって契約をしたり、不明点は根気よくヒアリングしてきたりして契約をするでしょう。
勤務先状況については、ヒアリングでなんとかなるケースが多くても、すでに借り入れをしているお金のトラブルがある場合には契約が難しい可能性が高いです。
貸金業法は複雑で素人にはわかりにくい内容になっていますが、自分が何を返済しているかは理解できているはずです。
これらの借り入れ、返済している金額を整理、把握することで不要な断りを防ぐことは可能であると言えます。