年齢や年収はプロミスの審査の上で重要なポイントとなります。
年齢は免許証から確認しますが、年収金額については、収入証明がなくても審査が可能となっており、申告での審査となります。
年収の申告だけで大きく審査内容が異なってきますので、その内容を確認していきましょう。
目次
年齢による影響
プロミスの申し込み対象年齢は、満20歳以上~69歳までとなっています。
もちろん、この年齢幅であれば申し込み可能ですが、年齢による限度額への影響はあります。
20歳になったばかりの人の申し込みであれば、勤続年数が短い、若年層によるリスクというものが考えられます
若年層への影響は?
中でも一番影響を受けるものは、若年で結婚をしている若い人、この場合契約できる限度額に大きく影響を受けます。
理由は、若いうちは収入が少ないことが多いのに対して、結婚していると固定費として支出する部分も多く、住宅費や、場合によっては住宅ローン、食費も自費で出費してことも多く、若い既婚者は子供がいるケースも多いので、出費が自然と大きくなります。
このような理由から若年と呼ばれる若い世代で既婚者への限度額は10万円~30万円になるということが多くあります。
高齢の場合は?
プロミスのローンの審査は上限69歳となっています。
消費者金融でも、アコム、アイフル、レイクも同じ年齢まで引き上げています。
しかし、20代、30代の働き盛りと同様の審査とはならず、65歳までなら上限50万円まで、65歳を超過して時点で極度額は10万円や5万円というように極端に少ないものになるケースが多いです。
プロミスの審査は柔軟で、銀行や、銀行フリーローンに関しては65歳や62歳を上限としているところもありますので、限度額が少なくなるとしても、やはり助かるということは間違いないでしょう。
影響を受けるのは若年者、高齢者のみ
年齢に関して言えば、影響を受けるのは若年既婚者、65歳を超えた高齢の人が対象となります。
それ以外の年齢層では、年齢による影響を受けることはないでしょう。
年収は審査に影響しますか?
年収は大きく審査に影響します。
ただ、極端に年収が多いのは信憑性に欠けますので、虚偽の申告はすぐにバレます。
消費者金融は営業の中で、どのような職業がどれくらいの勤続で、年収がいくらくらいになるかという経験則があります。
この経験則をデータベース化して、おおよその年収を同時に計算しています。
たとえば主婦がパート収入で700万円とかの申告をしたら、おかしいですよね?
入社1年目の新入社員が年収50万円というのも違和感がありますし、1,000万円というのも整合性が合いません。
このため、虚偽申告は限度額が低く設定される原因になりますし、自動与信がミスマッチをしているという結果を出します。
このため、極端な高額の年収申告はマイナスになるということになります。
収入証明のない年収金額でも限度額に影響が出る
プロミスの審査は、ほとんどが申告によるものです。
カードローンの大原則は小口融資という、現金の使い道を限定しないローンです。
大原則として、免許証1つあれば借り入れ可能で、お金がその場で借りられるというのが大きなコンセプトです。
この、申告による年収ですが、これによって契約できる限度額に大きな影響を及ぼします。
どれくらいの影響が出るか確認しましょう
極端な例で説明をしましょう。
他社利用0件で、はじめての申し込みをするAさんとBさんがいたとしましょう。
・Aさんは大手商社の営業職3年勤務年収200万円
・Bさんは中堅商社で同じように営業3年勤務で年収420万円
この二人の新規契約の限度額を比較すると。
・Aさんは30万円
・Bさんは50万円
一概には言えませんが、このように契約限度額が違ってくるということが想定されます。
Aさんは会社規模が大きいことから安定性が高いでしょう、それに比べてBさんの方が安定性で言えば低いです。
ここで重要になるのが年収なのです。
当然、勤務年数や会社規模も考慮されますが、今、収入がどれくらいあるのかということが審査を大きく左右します。
また、口頭による申告を100%信じた上での審査になるので、収入証明がなくても、収入証明があるかのように審査をするのが消費者金融の審査なのです。
このように収入証明がなくても、年収によって限度額に影響が出ることは充分考えられます。
総量規制が大きく影響
以前社会問題にもなった、多重債務者問題。
この影響により、借金できる上限は年収の1/3というルールが法律で明文化されました。
このため1社のカードで50万円を上限、借入の合計が100万円を超える場合には収入証明が必要となりました。
借り入れ100万円まで収入証明不要ということは、年収が300万円以上の人は、上限まで利用したい場合には収入証明が必要となります。
プロミスや、他社も年収の多い人の取り込みに躍起になっています。
このため、プロミスは勤続年数が長く、年収の高い優良な人に自分の会社で利用してもらいたいのです。
このような理由からポイントサービスを開始して、収入証明を持参することでプロミスポイントが溜まるサービスを開始、収入証明を取得することで限度額切り替えも容易になっています。
このポイントはコンビニATM利用時に手数料割引などに使えるサービスとなります。
まとめ
年齢や収入だけでは限度額は決まりませんが、この2つが影響を及ぼすものは大きなものとなります。
しかし、虚偽申告をすると場合によっては借り入れ不可ということもあり、嘘の申告をすることはおすすめできません。
実際の年収で申し込みをすることで、過剰貸し付けにならないように計算されています。
無理のない利用を心がけましょう。