契約時に計画どおりに返済しようと考えていても、イレギュラーが起こるのがキャッシングです。
返済中に転職したり、予想外の大出費があったり、大人になるとお金がかかるイベントがたくさん発生します。
プロミスで利用中にどうしても返済できないときが出てきたとします。
その場合どのように対応をすればいいのか?
何日延滞すると信用情報がブラックリストになるのかを検証しましょう。
目次
延滞はできれば10日以内、最悪1か月以内に返済を目途にする
消費者金融の返済金額は少額の設定になっていることが多く、50万円利用している場合で15,000円前後が毎月の返済金額です。
プロミスにおいては50万円の利用で13,000円が返済金額になっています。
手持ちの現金がない場合、この返済金額を捻出することが難しいこともあるでしょう。
当然、生活費や衣食住に掛かるものを優先するべきで、返済のための現金は後回しにするべきです。
返済を後回しにしても、次の給料まで、1か月以内に支払いをすれば問題はありません。
しかし延滞を繰り返すと延滞クセがつきやすいこともあり、返済が可能であれば、10日前後で入金をすることが望ましいです。
遅延損害金は20%、3日も延滞すると電話督促の連絡が来ます
消費者金融で延滞すると、毎日のように電話連絡があります。
最近でこそ、メールで入金約束ができるようになりましたが、入金の約束をしないと頻繁に連絡がはいります。
精神衛生上良くないので、連絡は無視せず受けて入金できるメドを説明しましょう。
続いて金利の話をしましょう。
通常金利が17.8%のプロミスですが、延滞すると遅れた日数20%で利息計算されます。
これが遅延損害金です。
仮に30日遅れたとすると、30日×20%という計算になります。
よく質問されるのが延滞すると、17.8%+20%=37.8%が遅延損害金でしょうか?と聞かれることがありますが、そうではありませんのでご安心ください。
利息差を確認してみましょう
- 50万円を17.8%で30日利用すると利息は7,315円
- 50万円を20%で30日利用すると利息は8,219円
利息の差額は904円です。
利息負担額としては大きくはありませんが、延滞していると利用日数が多くなります。
入金可能な状態なら、早急に手続きをすることが望ましいと言えます。
収入が途絶えて入金が困難な場合
あなたがアルバイトを辞めようと、転職活動をしていようとキャッシングの返済日が延期されることはありません。
安定した収入が途絶えた、または無職で毎月の返済が大変な場合、どのように対応するのが正解なのでしょうか?
- 返済金額は約定金額以下、利息入金のみにする8,000円前後
- どんなに苦しくても追加の借り入れはしない
- どんなにキツくても延滞は30日以上しない
この方法で一時しのぎをするのが賢明な判断と言えます。
延滞の放置や、無職後に過剰にキャッシングすると自分の首を絞めます。
さらに入金困難になった場合は?
再就職を諦めてしまった場合は、親に泣きついてでもキャッシングを完済してください。
無職で返済することは現実的ではありません。
再就職後や、安定して収入が確保された状態から通常返済をスタートしましょう。
信用情報とブラックの話
消費者金融と呼ばれる、プロミス、アコム、アイフルなどで延滞をした場合90日を超える延滞を発生させた時点でブラック(事故情報)が報告されます。
これは信用情報センターが決めているルールですので、3か月を超えた時点で確実に事故扱い、例外はありません。
これと比較をされるのがローンやクレジットカードなどの延滞の場合ですが、消費者金融より短く60日を超える延滞にさしかかった時点で事故情報が報告されます。
この事故情報が報告されていると、日本の金融機関は新規契約を断ります。
消費者金融、クレジットカード、カーローン、住宅ローン。
これらの金融サービスが5年前後利用できなくなるのです。
たかだかカードローン、されどカードローンです。
そのため、延滞しても30日以内に一度は入金をした方がいいという説明になります。
また長期延滞を毎回する人は延滞クセがつくので、返済しなくてもいいや。という感情になります。
事故情報が報告されると抹消されるまでに時間がかかります。
将来の自分のためにも、事故が記載されないような返済方法が望ましいでしょう。
まとめ
プロミスなどのカードローンを契約するタイミングで、自分が返済不能になることを予想できる人はいません。
しかし状況が急変すれば、返済不能になることはよくあることです。
そのような場合、頼れる人の存在や、相談できる人がそばにいれば良いのですが、カードローンの利用は内緒にしている人が多いという特性もあり、一人で悩んでいるとパニックになることもあるでしょう。
また延滞しているとプロミスの電話督促も出たくなくなります。
少し勇気を持って、返済の当てがないので、少し待ってほしいと伝えてみましょう。
もしかしたら解決策を教えてくれるかもしれません。
冷静になれない場合はこの記事を思い出してください。
ギリギリの時点でブラックにならずに済むでしょう。